a day in the life

修行から楽行へ

車中泊お遍路8

そうか今日で8日目か…
という事で元気よくスタート！















結構回った、急ぐ必要もそんなにないが、ゆっくりくつろぐ必要もない（笑）
12番札所に行くまでが結構な山道だったが、昨日の剣山で予行演習させてもらった感じだったので良かった。
この先、まだ難所がありそうなので気を引き締め行こうと思う。
回った数程、思う事なし…
ちゃんとお勤めはしよう…
さて、道の駅を探して一服しようかね～

車中泊お遍路7



1番札所に近い道の駅を探して停泊したつもりが、なぜか剣山の方向へ…興味もなかったが、なぜか気分的にモヤモヤしてた。翌朝起床後、決めきれずにコインの裏表で決定！行ってきた。
最高！ お遍路より最高！（笑）
ロープウェイは使わず自走した、80分程で山頂へ
ついた。8合目付近で手のビリビリ感が止まらずカメハメ波ができそう。ワクワク感が全身から湧き上がる。
お大師さん…すみませんがここの方が楽しいのですが？なんでここにお寺を創らなかったんですか？
意味不明な妄想が膨らむ。
ヘタに人間が手を加えたものより、自然と向き合い自分の心を見つめる事が修行としても価値のあるものになる気がする、それは一歩間違えば死に繋がるでもそのギリギリの一線がないと新しい扉は開かれない。何度も経験してきたけど、忘れてた。
ありがとう！又しっかり細胞にインプットできた！
昔ながらの歩きお遍路もそういう一面もあったのだろう？
とにかく瀬戸際じゃないと学べないと思った。
自然はやはり偉大だ。
今日はお遍路を休憩使用と思ったが、時間があまったので、逆方向の1番札所に向かった。


4-5番札所は携帯のバッテリー切れで写真は撮れなかった…
別にどうでもいいや…と思っていたわけではない…
うん…
でも札所の対応は今までの所より良かった。
これまでがひどかったから尚更そう感じた（笑）
あくまでも巡礼だから札所の対応とかもうどうでもいいのだが。
いや～それにしても剣山！剣山！剣山！

シツコイ様だが剣山！

お遍路より剣山！


一日コーヒーしか飲んでないので良い場所探して休もう。
明日から難所が続くらしい…

車中泊お遍路6


昨日の道の駅は、温泉施設とかあって良かったが、電源が捕れず、起床後に近場のネットカフェに直行
4時間パックで💴1,100なり…
なんとか工夫しないと。一応、アウトドア用のソーラーパネルはあるけど、天気悪けりゃ使えない。
昨日活躍したジャンプスターターも絶えずフル充電しておきたいし。
という事で11:30分に巡礼に出発。




中盤から始めて6日で半分を終了…
ビックリするくらいお遍路に対して……
何も感じない（笑）
ま～修行が足りんと言われれば、それまでだ。
88番札所で高齢の男性が歩き遍路で17年掛かって今日、満願したって喜んでた。
嬉しいだろうなぁ～
この人は次は何を目指すのだろう、又は歩き遍路をするのかな？
「大した意味はないよ。」っていう人だったら格好いいな…
……俺は心が荒んでいるのかな？
色んな感情が湧いてくる、正直に自分の心を観察しながら旅を続けよう。

車中泊お遍路5

いつもの様に、道の駅に停泊。
6時起床でいざ出発……
一人の白ひげの男性に呼び止められた。
福島から車中泊お遍路に来ているという。
元技術屋さんの70代との事。
そのオッチャンの入れてくれたモーニングコーヒーを頂きながらしばし談笑…

オッチャンのバブル期の経験話から「もうああいう時代は来ない、飽和状態から更にパイを奪い合う状態なんだよねいまは…これからは健康を維持して、質素倹約をする！これしかないよ。」

自分もいかに無駄を省いて、身軽になるか。
余計な物を買わない、余計なエナジーは使わない事を心がけている。

色々な情報がひしめく中、自分にとって何が必要か自分なりの生きる事ってなんだろう？
本当の自分を知る事が人生において一番の課題なんだろうな。
自分を知る＝悟り　と今は思っている。

オッチャンが最後に「人の真似しないで自分なりに生きな。本当の人生を理解するのは50代になってからだ」って。

何か泣けてきた…

70年生きてきて、強大地震も経験して、細々と年金生活しながらダイナミックに生きているオッチャンが物凄く格好良く見えた。

お坊さんの話を聞いても、短時間でこれだけピンとくる話は聞けないなぁ
地ベタで這いつくばって、自分の足でしっかり立っているその姿を見るだけで、この上ない学びになる

オッチャンも言ってたけど、駐車料金とか態度の悪い納経所の人間には一言いうらしい（笑）

どうかいつまでもお元気で！
別れ際に握手して、お互い出発した。

とういう事で。











ここでアクシデント勃発！
ライト消さずにエンジン切ったら、バツン！と音がしてエンジンが切れた……

……冷や汗…

案の定エンジンは掛からない。

もしもの為に買っておいた、ジャンプスターターを使う事にした、とあるブログから情報を得、アマゾンで購入、💴５，０００くらいだったか。

こんな時にマインドフルも何もない（笑）
一応、頭の中には「呼吸に意識して…」
なんてでてくるが、そんなのどうでもいい、結構山道走らせてきたし…
JAFって会員じゃなくても呼んだら来るかな？
手を動かしながら、物凄い勢いで妄想が襲う。

…セットし1～2分経って、セルを回すと……

エンジンが掛かった。
良かった、ここのスタータースゲ～
マジでスゲ～　蓄電するので携帯の充電にしか使ってなかったからえらく感動した。
助手席の足下に置いていたが、、今日からシートの上へ。格上げです（笑）



ここ香川県は雨。
本日はここで終了、道の駅探してご飯食べて、明日に備えよう、温泉あるといいな～

車中泊お遍路4

午前7時、巡礼場所の近く道の駅から出発。


お大師さんが唐から帰国した翌年に弥谷山にこもり勉学に励んだそうだ。
山ならではの霊気漂い、ピリッとした緊張感で登り階段もそんなに苦ではなかった。
この荘厳な感じが堪らなく好きだ。
次に向かう前にちょっと腹ごしらえと思って入ったうどん屋さん…流石です、素敵です。
自分でトッピングできるのいい。

テンポよく巡礼して今日はここで終了。
洗濯とお風呂に入りたく散策中、グーグルさんに進められ到着……
大正解！キレイ！広い！海辺にあり場所も最高！
料金650円www
連日の車中泊で手も足も伸ばしてユックリしたいと思っていたので、ここに来れたのはラッキーだった。携帯、サブバッテリー、その他電気製品もフル充電完了。
もちろん自身の充電も完了！
洗濯も完了！
はい！明日のスタート地点に少し近い所で今日は停泊し、明日に備えよう。
お大師さんだけではなく、行基菩薩、役行者小角などあまり表にでない人達の事を想いながら。

車中泊お遍路3


入浴料金450円www
山の上に3施設あり駐車場も空きが多い。
温泉入って、ご飯食べて、アルコール消毒していつもの様に爆睡w。
ブログの内容がちょっと辛口じゃない？
との事…酔いがちょっと回ったせいか？でも思っている事だし。
でか～お寺がこんなデカイ施設いる？
あ～いつもの癖が。デカイ所は、子宝系が多い気がする。


道順からこの流れになったが、いや～山道大変やった、お大師さん…マジですか？そんな山の上にお寺拓かんでも…



巡礼数はそうでもないが、山道を走る事が多く、
相棒のサンダーバードを休ませる事にした。
適当に道の駅を探そうか。
スタンプラリーにならぬ様、じっくり行きたいが気を引く程のお寺にまだ出会えていない。
それよりじっくり坐って、瞑想したい気持ちがムクムク湧き上がる…
が、鶏のから揚げとビールが飲みたい気持ちも湧き上がる。
……本日はから揚げの勝ち。
反省は後、さっさと停泊地探すか！

車中泊お遍路2


前日、トラックのアイドリングの騒音であまり寝られなかった。
お遍路初日で疲れていたのか、食事して午後9時くらいには爆睡w。
温泉あり、スーパーありetc…複合施設で駐車場は24時間解放されてまさに天国…いやお遍路中なのでまだ天国には行けません。
とにかく充分な休息を取れました。









順調に進む中、サンダーバード（愛車）の具合が悪そうなので、給油ついでにスタンドスタッフに聞いてみた…
緊急治療決定！！！
足回りにかなりのダメージあるそう…
自分と一緒やんけ～と思いながらも、遍路の恰好をした自分を察して、応急処置をしてくれた。
ありがとう、今スタンドでそこまでしてくれる所はそうはないだろう。
約2時間で強制退院させた、あまり無理はさせない様にしよう。


なんとか予定通りに終わる事ができた。
ラストの納経所の対応の悪さにブラックyamauchiに変身しそうだったが、やめた。
連日沢山の人が来て大変だろう。
でもお遍路する側は色々な思いをしながら回っている。
せめて挨拶されたら返そうよ、「ありがとうございました」に対して何か返そうよ。
返事を返さない神経が分からないね。
何か期待して返して貰えない、だから肚がたつ。
わかってるけど、娑婆世界じゃないからね。
そこは…うん？だから返事しないのか？www
正直、お遍路を始めて最初から引っかかるにがそこだった。黙ってても人はくる、お金は入る。
大体駐車料金ってなんなの？それはあんまりじゃない？
ま～自分のｾｺｻもあるけど。全てがそうではないけどね。
今回のお遍路は自分のためにしてないし、僧侶、仏教に対しての崇高なイメージはとうに崩壊しているのでいいけど。
資本主義の流れに迎合して腐った仏教になってしまったのか…
でも命がけで仏道を求めてきた先人達の凄まじい魂はお遍路を回って感じる。
本当に今回はそこだけに焦点を絞って、残りの道程を行きたい、
1 両親への感謝
2 先人達への尊敬と感謝の意
この気持ちを大事に完遂するど～