a day in the life

修行から楽行へ

車中泊お遍路4

午前7時、巡礼場所の近く道の駅から出発。


お大師さんが唐から帰国した翌年に弥谷山にこもり勉学に励んだそうだ。
山ならではの霊気漂い、ピリッとした緊張感で登り階段もそんなに苦ではなかった。
この荘厳な感じが堪らなく好きだ。
次に向かう前にちょっと腹ごしらえと思って入ったうどん屋さん…流石です、素敵です。
自分でトッピングできるのいい。

テンポよく巡礼して今日はここで終了。
洗濯とお風呂に入りたく散策中、グーグルさんに進められ到着……
大正解!キレイ!広い!海辺にあり場所も最高!
料金650円www
連日の車中泊で手も足も伸ばしてユックリしたいと思っていたので、ここに来れたのはラッキーだった。携帯、サブバッテリー、その他電気製品もフル充電完了。
もちろん自身の充電も完了!
洗濯も完了!
はい!明日のスタート地点に少し近い所で今日は停泊し、明日に備えよう。
お大師さんだけではなく、行基菩薩、役行者小角などあまり表にでない人達の事を想いながら。

車中泊お遍路3


入浴料金450円www
山の上に3施設あり駐車場も空きが多い。
温泉入って、ご飯食べて、アルコール消毒していつもの様に爆睡w。
ブログの内容がちょっと辛口じゃない?
との事…酔いがちょっと回ったせいか?でも思っている事だし。
でか~お寺がこんなデカイ施設いる?
あ~いつもの癖が。デカイ所は、子宝系が多い気がする。


道順からこの流れになったが、いや~山道大変やった、お大師さん…マジですか?そんな山の上にお寺拓かんでも…



巡礼数はそうでもないが、山道を走る事が多く、
相棒のサンダーバードを休ませる事にした。
適当に道の駅を探そうか。
スタンプラリーにならぬ様、じっくり行きたいが気を引く程のお寺にまだ出会えていない。
それよりじっくり坐って、瞑想したい気持ちがムクムク湧き上がる…
が、鶏のから揚げとビールが飲みたい気持ちも湧き上がる。
……本日はから揚げの勝ち。
反省は後、さっさと停泊地探すか!

車中泊お遍路2


前日、トラックのアイドリングの騒音であまり寝られなかった。
お遍路初日で疲れていたのか、食事して午後9時くらいには爆睡w。
温泉あり、スーパーありetc…複合施設で駐車場は24時間解放されてまさに天国…いやお遍路中なのでまだ天国には行けません。
とにかく充分な休息を取れました。









順調に進む中、サンダーバード(愛車)の具合が悪そうなので、給油ついでにスタンドスタッフに聞いてみた…
緊急治療決定!!!
足回りにかなりのダメージあるそう…
自分と一緒やんけ~と思いながらも、遍路の恰好をした自分を察して、応急処置をしてくれた。
ありがとう、今スタンドでそこまでしてくれる所はそうはないだろう。
約2時間で強制退院させた、あまり無理はさせない様にしよう。


なんとか予定通りに終わる事ができた。
ラストの納経所の対応の悪さにブラックyamauchiに変身しそうだったが、やめた。
連日沢山の人が来て大変だろう。
でもお遍路する側は色々な思いをしながら回っている。
せめて挨拶されたら返そうよ、「ありがとうございました」に対して何か返そうよ。
返事を返さない神経が分からないね。
何か期待して返して貰えない、だから肚がたつ。
わかってるけど、娑婆世界じゃないからね。
そこは…うん?だから返事しないのか?www
正直、お遍路を始めて最初から引っかかるにがそこだった。黙ってても人はくる、お金は入る。
大体駐車料金ってなんなの?それはあんまりじゃない?
ま~自分のセコサもあるけど。全てがそうではないけどね。
今回のお遍路は自分のためにしてないし、僧侶、仏教に対しての崇高なイメージはとうに崩壊しているのでいいけど。
資本主義の流れに迎合して腐った仏教になってしまったのか…
でも命がけで仏道を求めてきた先人達の凄まじい魂はお遍路を回って感じる。
本当に今回はそこだけに焦点を絞って、残りの道程を行きたい、
1 両親への感謝
2 先人達への尊敬と感謝の意
この気持ちを大事に完遂するど~

車中泊お遍路1(41番札所から)

都合により41番札所からスタート。
午前7時から龍光寺を皮切りに47番札所 八坂寺で一応本日は終了。
いや~車は車なりに気を使うが、でもこれを昔から続いている事は凄いね。
今より道は険しくまさしく命がけだったのだろう








まだスタートしたばかりで、上手くは書けないが、
徐々に頭も整理されてくると思う。
早めに停泊地を決めて、瞑想して、ご飯食べて…
風呂にも入りたいなぁ~

…煩悩だらけの四国遍路…
とにかく一日一生!楽しんで行こう。

45歳 ホームレス


旅仕度を順調に進める。
軽バンでの移動なので寝るスペースを考えると、あまり物は詰められない、まっ元々物持ちではないが
伊勢ではいわゆる「托鉢」で生活をしていた。
乞食…色々いう人もいたが一番の修行となった。
施しのする側、される側どちらもプラスになる。
巷でいうwinwin?(あってる?)今ビジネスって騙して騙されの関係がまかり通るっていうか、なんかモヤモヤした関係が多いけど、托鉢の場合は、しっかり行をしてる姿を見て、それに何かを感じて施しをしていただく、とてもシンプルな世界。
ミャンマーで出家して托鉢を経験を初めて経験したが、シンプルな世界観にえらく感動した。
僧侶は黙って修行だけしてね、生活は私達がフォローするから…みたいな関係がお釈迦様の時代から続いているのだろう。
これでラッキー!みたいな感覚で適当に暮らす輩もいるだろう、日本に帰ってからは、縄張りwwを張って、チンピラ僧もいる、ダッセ~と思いながら一線を引いていた。
どうぞ頑張ってくださいって感じです。
とはいっても、ここを離れるのは正直後ろ髪引かれた(ないけど…)
45歳にしてホームレスだもの。
10/14 午前10:30頃 伊勢市を出発して、同日午後10時頃香川県宇多津の道の駅に到着。
身体的にも結構きていたが、総走行距離10万キロを超えるサンダーバード(愛車ww)を休まそうとそのまま停泊した。
25万円で購入した車だが、見た目は悪くはない、それなりに足回りに支障があるのか時よりキュルキュル言い出す…
なんか自分みたいで愛着が湧いてくる…
さっ旅は始まったばかり!
頼みますよ!相棒!

翌朝午前起床、季節のかわりめで、カゼ?ぎみだったが、良くなってた。
移動で食事は食べず、疲れてそのまま爆睡w
結構それが良かったかもしれない。
香川県から愛媛県に移動。
地下街でお遍路用品を物色、最低限の物を揃える。
今回の旅の一つに、お遍路がある。
両親に対しては孝行が出来ずにいた、これからも一般的な孝行はできないだろう。
せめてもの報いとして、今回のお遍路は両親の健康だけを願ってお参りして行こうと思う。
更にサンダーバードを酷使www
南下させ宇和島市に入る。
ここの道の駅は素晴らしい!
まずトイレがキレイ!
これって重要だと思う、温泉650円 安いとは思わないがここもキレイ!
1日の〆の食事でから揚げと「どぶろく」と鶏から揚げを食べた。
午後6時だったが、あまりにも眠たいのでベッドスペースを作りそのまま爆睡した。
お~夜中に一度トイレで起きたが、爆睡の爆睡で午前7時起床。
身支度して広場で少しではあるが、立禅した。
太陽って素晴らしい。
今日は10/16、明日午前中に用事が済み次第、お遍路に出発予定。
ここからだとどこをスタートにするか…
まいいか~どこからでも。
今まで行き当たりばったりできたからな。
父ちゃん、かあちゃん、ごめんなさい。
明日から行ってくるからな!

色々あっても幸せ


名目上(笑)両親の状況を確認の為の帰郷。
あまりゆっくりできなかったがここは本島でもエネルギー溢れる最高の場所だ。
そのまま飛び込みたい気持ちを抑えつつ、母親の待つ病院へ向かう。
正直、男が出来る介護もたかがしれてるので、母親に了解をとりお土産散策に繰り出す。
観光客は中国人、韓国人…
驚いたのは、お土産屋の呼び込みがそっち系の言語
もうここは日本ではありません。
以前から痛切に感じていたが、帰郷する度に魂を揺さぶられる不安感がよぎる。
地元に対して愛着がなく、中学生になると、島からどうすれば出られるかしか考えてた。
こんなに素晴らしいエネルギー溢れる島だが生きていく上での違和感が半端なかった。
いまではそれが何なのか、分かる気がする。
今だったら地元の為に生きれるのかな~
って思う事もあるが…
そんな事を思いつつ1週間の里帰りを終了。
拠点地目指し出発。
台風が平行移動の中、大阪到着。
やっぱり来てしまった…
なんかみょ~に落ちつくのです(笑)
台風も来る様なので色々頭を整理して現在拠点地へ戻ろうと思う。
色々あっても結局幸せだな~と感じる。
思い通りにはいかないが、結局幸せなんだ、今この瞬間が幸せであればOK~
そんな事を感じる旅路だった。

覚悟と安心感


家族の状態を見に1週間程帰郷。
その前に大阪で実践体験。
場所は大阪のスラム街(笑)
とは言っても、宿料が安い為、海外からのバックパッカーが多い。
いわゆるここでの生活困窮者のオアシス的場所でもある、ネットでかなりワイルドに書かれていたが、実際には生活していく為に、それなりにそれぞれが秩序を守って生活している感じがした。
生活していこうと思えば、ここで充分。食費に関してはかなり抑えられる。
生活保護者向けの物件もかなりある。
賃料は3万~4万円が相場かな?決して安くはないと思う。保証人とかバックアップがあるからかな?
以前住んでいた福岡とか2万円代とか多い、住みやすいし、選ばなければ仕事もまだあると思う。
ループにハマリ抜け出せず、そのまま定着してしまうのか、本人が選ぶ人生だからそれはそれで幸せであればいいのだが。
自分は朝一で地下鉄に乗り都心部で体験実験。
手応えあり、仏の御加護を受けてきた。
知らない土地でかなり度胸もいるが、「信」の部分を強くするのには、効果的な修行と思う。
感謝しかない…
がどこにでもいるアホがやはり邪魔はしてくるが、最近はそれも含めて修行と思える様になってきた。
今更だけどね…
2日間だったが、学びが多かった。 情報はないよりあった方がいい、でも自身体験し真実かどうか見極める必要がある。
その為にも、不必要な者は持たずに心身身軽である事がいい。
自身で踏み込む勇気と覚悟、その積み重ねで揺るがない安心感が生まれるのだろう。
ま~自分はまだ揺れるんだろうけど…
ま~色々あるさこれからも。
動いてあがいて、最後に瞑想して、また動く。
波が押しては引く様に、吹きすさむ風と風の間にも静寂がある様に。
「間」を楽しんでいこう。

では数ヶ月前ぶりの地元へ。